転職活動

転職時の待遇交渉、成功のための3つのポイント

転職活動を始めて、ドキドキしながら面接を受け、ようやく内定が出るとホッとしますよね。内定が出ると最後の大仕事は待遇交渉です。もちろん、交渉せずに提示された内容で満足できれば良いのですが、そうでない場合もあります。

年収交渉にまつわるよくあるパターンと、実際にあった4つのケースをご紹介するとともに、年収交渉を成功させるポイントをまとめてみました。

よくあるパターン

最終面接や人事との面接では、希望年収を聞かれます。(現職の年収を聞かれたり、過去x年分の年収を聞かれることもあります)

ありがちなのは、内定を取りたいばかりに希望よりも低い金額を伝えてしまうこと。そしていざ内定が出ると、「もっと高い金額を伝えれば良かった」と後悔してしまうのです。

後悔するくらいなら最初から希望額を伝えておくことです。もちろん、希望額が応募しているポジションの給与レンジから大幅にずれているのはNGですが、レンジ内であれば希望額を伝えておいて問題ありません。

 

給与交渉パターン1

20代のAさん、希望年収は650万円で転職活動をスタートしました。複数の会社に応募し、2社最終面接まで進むことができました。内1社の第一志望の会社の面接では、年収希望額を550万円と伝えました。

本当は650万円だけれど、内定が欲しいあまりに低い金額を伝えてしまったというのです。

無事内定をいただきましたが、提示された金額は550万円。Aさんは希望年収を低く伝えてしまったことを後悔しました。そこで、エージェントを通して希望金額は650万円であることを伝え交渉してもらうことに。

結果的に、630万円となり無事転職が決まりました。面接で伝えた希望金額よりも80万円アップでしたが、この位の金額であれば年収レンジに収まっていましたし、最初から正直に伝えても問題なかったと思います。

 

給与交渉パターン2

外資系企業の最終面接を終えたBさんもまた、希望年収よりも低い金額を伝えてしまいました。希望年収700万円に対してBさんが伝えたのは600万円。内定時に提示された年収は600万円。

Aさんと同じく、希望金額を伝えなかったことを後悔しました。Bさんはエージェントを使わない直接応募だったため、待遇交渉は自分でする必要があります。

そこで、素直に700万円に上げていただけないか伝えてみました。

すると人事から、「700万円はこのポジションの年収レンジを超えているため、700万円を提示することは難しい。レンジいっぱいの650万円ではどうでしょうか?」という返事をいただきました。当初提示された年収よりも高い金額で内定をいただくことができました。

給与交渉パターン3

希望年収550万円以上で転職活動をしていたCさん、第一志望の会社から内定をいただきました。提示された年収は560万円。現職よりも年収は上がりましたし、希望年収よりも高い金額での内定です。けれど、600万円くらいは欲しかったと言うのが本音でした。

そこでエージェント経由で交渉してもらい、結果的にサインアップボーナスとして30万円程いただけることになりました。(エージェントさんの交渉力のお陰です!)

給与交渉パターン4

複数の会社から内定をいただいたDさん。第一志望の会社からは550万円、第二志望の会社からは600万円の提示を受けました。

他社から600万円で内定をいただいてることを材料に、エージェントに年収交渉を依頼したところ、第一志望の会社から580万円で再提示を受けることができました。

*AさんBさんCさん共に、実際のケースですが金額は変更して記載しています。

待遇交渉、成功のポイント

3つの待遇交渉ケースから言えることがあります。

ポイント1:年収レンジの把握

応募するポジションの年収レンジを把握しておきましょう。エージェント経由であれば、希望金額がそのポジションの年収レンジに収まっているかどうか確認することができます。直接応募の場合は、求人案内やインターネット検索などで大凡の年収レンジを調べてから伝えると良いでしょう。

一般的に経験者の場合は⚪︎⚪︎%上がる、未経験は下がるなどといった情報に惑わされず、個々のケースで考えることもポイントです。

未経験でも年収が上がることもあります。

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「次ある当たり前」を作る。想いの強さが実を結んだ異業種への転職20代マーケティング職の女性の転職レポートです。大手エージェントとは違う、真正面から向き合ってくれるメンターを求め、wamicareerのサポートを始めた彼女。前向きな姿勢で多くの時間とエネルギーを費やし、夢に見ていた化粧品業界へと一歩を踏み出しました。...

 

ポイント2:素直に伝える

希望金額は予め素直に伝えてしまうことです。過去サポートした求職者の待遇交渉から言えることは、最初に希望金額を伝えたところで内定の可能性が低くなることはない、ということです。

もし年収レンジがあまりにも違いすぎる場合には、「xx万円までしか提示できませんが大丈夫でしょうか?」と言われるはずです。待遇交渉という工数をかけず、希望額を予め伝える方が、企業にとってもエージェントにとってもそしてもちろん求職者にとってもwin-winだと考えます。

ポイント3:交渉を長引かせない

内定後の待遇交渉は可能です。けれど、交渉を長引かせないことがポイントです。希望年収により近い金額を提示されたら、もっともっとと欲張らないこと。年収交渉の後は、すぐに内定を承諾していただくことや、入社日を指定するなど条件を提示されることもあります。

最初に提示された金額から全く変わらないこともあります。その場合は、入社後年収アップが見込めるのか、年収以外の待遇や働き方も含めた条件面はどうか、今後のキャリアにとってプラスになることはあるかなど、総合的に判断すると良いでしょう。

 

まとめ

Dさんの様に、他社からより高い年収で内定を頂いてる場合は、年収交渉がうまくいく可能性が高いです。入社したい会社から提示された年収がすでに希望額に到達していたとしても、積極的に年収交渉をしても良いと思います。但し、あまりに金額を上げ過ぎると期待値を大幅に上げてしまいかねないので要注意です。

待遇交渉はエージェントが代わりに行ってくれる場合もありますが、担当エージェントによっては交渉はできない・したくないといったケースもあると思います。エージェントがいるから後で交渉してもらおう!と思わず、予め希望額を自身で伝えておく、そのために自信を持って面接でアピールすることが、待遇交渉不要の転職成功に繋がります。

 

【wami career編集部】

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