スタートアップ転職を支援するメンターのじょうでんです。
転職活動の中で最も 緊張するアクションは採用面接ですよね。
今回は「スタートアップの面接ではどんなことが聞かれるのか?」をテーマに記事を書いてみました。
スタートアップへの転職を初めて検討される方(特にビジネス職)に参考になるよう書いてみましたので、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。それでは始めていきます!
面接官が知りたいこと
スタートアップの面接は、①応募者の性格やスキルを確認する質問が大半であり、たまに②ビジネスセンスを問う質問が出てくるという印象があります。
つまり、シンプルですので①②で聞かれそうな質問を列挙してみます。
①応募者の性格・スキルを把握する質問
- 自己紹介(経歴や成果)をお願いします
- あなたの強み(成果を生み出してきた理由)を教えてください
- なぜ転職を考えているのですか?(注:採用側は「転職せずに実現する方法を真剣に考えたのか?」と突っ込みたい)
- 当社に興味を持った理由は何ですか?(注:採用側は「他社でも良いのではないか?」と突っ込みたい)
- 過去最も困難だった(一番頑張った)プロジェクトを教えてください。また、そのためにどんな工夫をしたかも教えてください
- 過去の失敗経験を教えてください。そこから何を得たかを教えてください
- あなたが仕事において大切にしている価値観を教えてください
- マネジメントの経験はありますか?(注:採用側であるスタートアップは若い人材が多く、マネージャーが不足している)
- なぜ、この職種(ポジション)に挑戦したいと思うのか?(未経験職種の場合)自分が適していると思う理由を教えてください
- 今後(5-10年後)のキャリアプランを教えてください。そのために当社で得たい経験を教えてください
②ビジネスセンスを問う質問
- 当社がサービスを提供する業界で最も大きな課題は何だと思いますか?その課題に対して、あなたならどのように対処しますか?
- 当社が現在提供しているサービスを鑑みて、今後どのようなサービスを新たに始めるのが良いと思いますか?
- 当社の◯部(募集ポジション)が今後◯を実現するにあたり、どんな戦略や施策を講じるかを考えてみてください
(番外編)筆者が困った質問
- あなたの人生で成し遂げたことで日本一だと思う経験はありますか?(えっ日本一なんて無いんだけどなぁ…)
- 人生で一番高い買い物は何ですか?(全然モノを買わないんだけどなぁ…)
面接官が見るポイント
沢山の質問を挙げてみましたが、改めて見ると、スタートアップだからといって特異な質問をされるわけではありませんし、転職活動する中では当たり前に聞かれることも多いかと思います。
ちなみに採用企業側は、質問を通じて、候補者の組織カルチャーやバリュー(行動指針)への適応度、事業ミッション・ビジョンへの共感度の有無を確認しつつ、問題解決能力、コミュニケーションスキル、適応力、柔軟性、創造性などの有無もあわせて確認しています。やはり特異さはあまり感じられないかもしれませんね。
ちなみに、面接とは別軸になりますが、エンジニアやデザイナーの場合、事前課題を与えられ、その成果物の内容を選考フローで確認することがあります。また、ビジネス職においても、私が過去に在籍した職場では、「2時間以内に◯◯をテーマにプレゼン資料を作ってください」といった選考もありましたね。とは言え、私自身はスタートアップ10社ほど内定をいただきましたが、履歴書・職務経歴書・面接以外の選考はありませんでした。
まとめ
ここまであまり特異さは無いと書いてきましたが、とはいえ、スタートアップは変化の多いチャレンジングな仕事環境が大きな特徴であり、そこで働く人の向き・不向きがあります。以下の記事でスタートアップに向いている人の特徴を詳しく書いていますので、よろしければ、あわせて読んでいただければ幸いです。
最後になりますが、スタートアップに初めて挑戦したい方は、転職エージェントや採用企業以外の第三者目線でアドバイスをいただける方にご相談されるのも良いかと思います。まさにwami careerはそういう存在ですので、ぜひ一度アクセスをいただければ幸いです!
【TEXT:じょうでん】