転職活動

転職活動にかかる期間はどれくらい?

転職サポートをしていると、転職にまつわるたくさんの質問をいただきます。その中でも転職活動にかかる期間に関する質問が多いので、過去の経験から転職活動にはどれくらい期間がかかるのか?についてまとめてみました。

転職活動にかかった時間

過去4回転職を経験しています。それぞれにかかった期間は表の通り。仕事を探し始めてからオッファーを貰うまでの期間です。

1回目2週間
2回目4ヶ月
3回目1ヶ月
4回目4ヶ月

1回目は派遣社員だったので、簡単に決まりました。2回目は、良い仕事があれば転職したいなと思い、週1回仕事検索をすること2〜3ヶ月。これだ!!と思える仕事が見つかり、運良くオッファーを頂きました。応募からオファーを貰うまでは1ヶ月位でした。

3回目は、転職活動を開始したタイミングでやりたい仕事があったので即応募し、すぐに決まりました。

そして4回目は、希望する仕事がなく行きたい会社を逆指名し、エージェントが面接を設定してくれたことでオッファーを貰いましたが、最終面接からオッファーまで1ヶ月半待ちました。

同じ業界でも、転職活動の期間はまちまちなのです。

メンティーの転職活動期間

2022年4月時点、wami careerの転職サポートを受けて内定獲得した求職者の転職活動期間は平均で111日となっています。

一方で、じっくり時間をかけて転職活動を行う方もいますし、仕事や家庭の事情で少し時間がかかる方もいます。

転職活動は自分のペースで進めれば良いと思いますが、転職時期を決めてしまい集中的に行う方が良いでしょう。

転職活動は短期戦で

外資系金融機関の面接は人事も含めると5〜8人と面接をします。面接は2〜3回に分けて行いますから、トントン拍子に面接が進んだとしても、面接だけで2〜3週間。その後、オッファーレターを出すには社内でいくつかの承認が必要となり、特に外資系の場合、海外にいるグローバルヘッドからの承認が必要なケースもあり時間がかかることがあります。

経験上、転職活動は6ヶ月以内の短期戦で臨むことをオススメします。理由は、仕事をしながらの転職活動は長期戦となると疲れてしまうからです。

応募しても書類審査が通らない、面接を受けても通らないということは、あなたにとって転職のタイミングは今ではないというメッセージかもしれません。

20代の頃、ただ現職が嫌で年収が低いという理由で転職活動をしたことがあります。

忘れもしません。今はなき、リーマンブラザーズの面接に行きましたがサッパリでした。その後、別の会社も受けましたがやっぱりダメでした。

そこで、転職活動は一旦お休みして、現職で実績をつくることにフォーカスしたのです。転職活動がうまく行かない時は、現職での働き方を見直すなど方向転換することも大事です。

待つことも必要

転職活動を始めたけれど、希望する仕事が必ずしもあるとは限りません。

特にマネージャークラスになると、ポジションはそう多くはないですからね。

転職活動を始めたけれど、希望する仕事がない場合はしばらく待ってみることも必要です。待つ間、現職でしっかり実績作りをしてみてください。それが、後々転職先で評価されるかもしれませんからね。

またこれは採用側になって実際にあったことですが、募集をかけて職務経歴書を受け取ったものの、組織編成などがありしばらく採用活動が止まってしまい、3~4ヶ月経った後に、『そういえば良い人いたよね』と思い出したかのように応募者に連絡をして面接をしたこともあります。

 

待つ間にも実績作りを

ただ待ってるだけではなく、その間に実績作りをしてみましょう。

実績作りをしていたら、上司に評価されて評価が上がった、異動が叶ったというケースも実は少なくありません

『分かりやすい実績』のつくり方

実績を作ったらすぐに職務経歴書を更新することも大事です。

 

どれくらいのペースで転職活動を行うかは人それぞれです。6ヶ月までを目処に各自目標設定をしてみて、そこから逆算して今するべきことをやってみてください。

転職活動を行う方の参考になれば嬉しいです。

 

【TEXT:Wami