年収アップ術

年収を上げたい会社員が知っておくべき、年収を上げるために必要なこと

私は会社員時代、13年で年収を1500万円アップしたのですが、これは軸をずらした転職+昇給によるものでした。

もちろん転職をしていなっかったら1500万円アップは不可能だったと思いますが、一方で転職だけではそこまで年収アップすることは難しかったと思います。

ではどのようにして1500万円も年収をアップできたのか?について、これまでやってきたことや意識してきたことをご紹介したいと思います。

For a player

年収アップは昇給x転職

年収を上げたいと考えた時、多くの方は転職を考えますが、効率よく年収アップするには、現職での昇給と転職2つの方法を使うことで、相乗効果を狙うことが必要です。

そこで考えていただきたいのは、現職でどうやったら給与アップできるか?ということです。

私が、日系企業に転職した時の基本給は420万円。それから5年半で年収850万円(ボーナス込み)になりました。

派遣社員として働いていた時と比べたらその時点で500万円アップです。何年もかけて500万円アップした訳ではなく4、5年の間のことです。

この4、5年の間に500万円アップできたのはなぜでしょうか?

非正規から正規へ

まずは非正規社員から正規社員になったことで、昇給のチャンスに恵まれました。

年収アップを目指すならば、正社員になることがスタートです。もし今非正規ならば、今いる会社で正社員になるにはどうしたらいいのか、上司に聞いてみてください。

私は、非正規から正社員の登用を何度か行なった経験がありますが、正社員になれる人は、仕事のピラミッドの1〜3をしっかりこなすことができる人です。

仕事のピラミッドについてはこちらの記事を参照してくださいね。

仕事のピラミッドを理解しよう!年収300万円台からのキャリアのつくり方

非正規の待遇に文句ばかり言っていたり、仕事量が多いと不満を漏らしていては、きっとこの人は正社員になっても同じように不満を漏らすだろうと思います。そんな人を正社員にしようとは思いませんからね。

役割を増やす

正社員になった私は、仕事のピラミッドにあるように役割をどんどん増やしていきました。

最初は言われたことを言われた通りにするだけで、上司からの指示がないと動けませんでしたが、日常業務は上司がいなくてもこなせるようになり、日々起こる問題を解決することができるようになり、業務改善を行い、小さなプロジェクトを任せてもらえるまでになりました。

その頃の私は、いくつもの仕事を掛け持ちしていましたので、毎日12時間くらい仕事をしていましたが、特に文句をいう訳でもなく、「修行期間」と割り切って、できないことができるようになることに楽しみを感じながら仕事をしていました。

日々の改善

事務職だった私は、日常業務をミスなく完璧に、しかも効率よく誰よりも早くこなすにはどうしたら良いのか?を考え始めます。

もともとはミスばっかりで、上司に叱られていた私ですが、その頃になると処理能力は格段に上がっていて、大きなミスは年1回あるかないか、自分でリカバリーできるレベルの軽微なエラー発生率は5%以下でした。

事務という仕事は基本的にできて当然。ミスをしたら減点されるという減点方式なので、自分がどういうところでミスをしやすいのか?それを防ぐだめにはどうしたらいいのか?そんな視点を持ちながら日々改善を繰り返して、まずは完璧にできることを目指すことが必要です。

ミスを防ぐには?という視点は潜在リスクを理解して防ぐということですから、職務経歴書にかけるスキルです!

あなたはいつも見られている

ミスがなく仕事が早い私のところには、どんどん仕事が集まってきました。

私の仕事は多部署から依頼されて事務処理を行なっていたので、少し難しいことや面倒なことがあると、「これWamiさんお願い!」という感じに。

ここで「私ばかり仕事を頼まれて嫌になっちゃう!」と思うか、「今回も素早く片付けちゃおう!」と思うかで存在価値は変わっていきます。

私は後者だったので、いつも感謝され、評判が良く、上司はそんな私をとても評価してくれました。

普段仕事でどんな行動をするか、どんな発言をするか、それらは全部自分の評価となって返ってきます。自分は常に見らえている、この意識が乏しいあまりにそこそこの評価で終わってしまう人がいますが、それはとっても勿体無いことですよね。

自分はいつも見られている、しっかり肝に命じてみてくださいね。

年収アップに必要な外的要因

さて、役割のピラミッドを登り順調に年収アップしていた私ですが、もちろん私の努力だけで年収がアップした訳ではありません。

年収がアップするには、年収が高い業界の会社に入社すること、そしてその会社のビジネスが好調であることが大前提です。

私が所属していた会社は、この頃右肩上がりにビジネスが拡大していましたから、それが特にボーナスに反映されたことで、大幅に年収アップできたのだと思います。

逆に会社の業績がいまいちだったら、同じように頑張っていてもこれほど年収アップできたかはわかりません。おそらく難しかったでしょう。

これから年収アップを目指す方は是非、ビジネスが成長している、または今後成長が見込まれる環境を選ぶことを忘れないでくださいね。

年功序列の壁

社会人6年目で850万円まで年収アップした私ですが、あることに気が付きます。

それは周りにいる管理職はほぼ男性、しかも30代中盤から40代のみ。年功序列という現実を目の当たりにします。

社会人6年目の私が管理職になる日は来ないかも?今の会社で管理職にならずしてこれ以上年収アップをすることはできない。そう思い、転職するチャンスを伺っていました。

社会人6年目で350万円から850万円まで年収を上げたあと、転職で年俸は1000万円(ボーナス除く)になりました。

同じ年に転職し、その後4〜5年間でさらに約500万円年収が上がりました。

軸をずらした転職

1・2度目の転職では未経験の職種にチャレンジしました。2度目は、それまで2割位やっていた仕事をメインで行う職種でしたので、経験はあるとはいえ決して十分ではありませんでした。けれど、この時職種の軸をずらしたこと、そして未経験だけれどマネージャーとして転職したことは、その後の年収アップの多いな要因になりました。

For a manager

ここまではプレーヤーとして必要なことをご紹介してきましたが、次からはマネージャーとして必要なことを書いていきたいと思います。

今管理職をされている方はもちろん、これから管理職を目指す方も是非参考にしてみてくださいね。

アウトプットを積み重ねる

管理職として働き始めた私が任されたチームは、まだ生まれたばかりの体制が整っていないチームでした。ですから、役割も決まっていなければ、人手も足りない様な状態。

初めて任されたチームですから、それはそれは必死でした。

このチームが最高の評価を得るためにできることを片っ端からやっていきます。もちろん手探り状態です。

具体的には、関連する部署のヘッドの方からヒアリングをしたり、定期的にキャッチアップするなど対外的に行う活動と、私も含め素人同然のようなチームの教育を徹底的に行うことです。これら小さなアウトプットの積み重ねの先に、高評価をいただけるという仕組みを理解してくださいね。

また、私の仕事は専門知識を必要とする仕事だったので、過去の案件をひたすら読み漁ることでパターンを頭に叩き込み、関連する法令や社内規定を理解し、その分野においてはエキスパートでいることを目指していました。

管理職として、最初の1.5年は本当にきつくて、もうダメかもと思うこともありましたが、なんとか持ちこたえることができ、2年目後半にはチームとしてとてもうまく機能していました。

感謝の気持ち

チーム運営の成功という結果は私のマネジメント力や努力の賜物だけではなく、半分以上は優秀なチームメンバーに恵まれたこと、そして素人同然の私を海の向こうから指導してくれた上司のお陰だと思っています。

そしてこのような周りに対する気持ちを持つことで、チームはより頑張ってくれて、上司はサポートしてくれる、そんな良い循環が生まれていました。

仕事は一人でするものではありません。特にマネージャーになりチームを持った時には、自分の成果は自分を取り囲む人々のお陰だと思えるか、自分の努力のお陰だと思えるかによって、周りからの見え方はだいぶ違ってくると思います。そして、後者のようなマネージャーな淘汰されていくのではないかと思っています。

昇進

チームがうまく回り始めたな・・・・そんな風に思っていた年、最高評価をいただき昇進しました。

先に昇進した香港の同僚を見て、「私はきっと無理だろうな」と思っていたので、意外な展開にびっくりしました。

管理職になってからの昇進は年収アップ率が高く、その年のボーナスを含めると約1400万円。入社してから2年程のことです。

通常入社してから基本給が大幅に上がることは、昇進を除いてはありません。基本給を上げたいと思ったら、昇進を目指してみてください。

昇進の基準は各社によって異なりますが、Wamiがいた会社では、昇進したいと言えばチャンスをくれる会社でした。昇進を目指すためには、日々の仕事で100点を採っておくことはもちろん、上司と信頼関係を築いていくことも大事!

多様性を高める

既に役割を増やすということについては触れましたが、この頃の私は、役割を増やしたという言い方よりも、多様性を高めたと言う方がしっくりくるかもしれません。

例えば、それまで東京のことしか見ていなかった私は、海外の仕事を任されるようになりましたし、部下もインドや香港を含め数カ国にいました。

チームマネジメントという仕事には変わりはないですが、日本人の部下だけでなく、多国籍の部下を持ち、日本のビジネスだけではなく、アジア数カ国に関連するビジネスのサポートをする、この様な具合に多様性を高めていったのです。

仕事のピラミッドでいうところの、7番目です。複数のチームのマネジメントです。ここまで来ると、マネージャーをマネージするレベルです。

事務職の方には是非、仕事のピラミッドのどの位置にいるのかを確認していただきたいのですが、例えば今2だったとしても、その中で多様性を高めていくことは可能です。

2までしか仕事を振ってもらえないと上司に不満を持つ前に、2までを完璧にこなしながら、1と2をやりながら多様性を高めていくという心構えは必要です。

そうやっているうちに、3に上がり、4に上がることができるんだと思います。

年収アップに必要なこと

事務職において、年収アップするには何が必要なのか?と聞かれれば、それは職種やその人の状況によっても変わってくるとは思いますが、すごくシンプルな考え方をすると大きく2つあると思います。

それは、仕事のピラミッドを制することと、環境(職場)です。

環境とは、ピラミッドを上がっていくための環境です。ピラミッドを上がっていくことは成長であり、そのためには時に厳しいフィードバックをもらい、軌道修正していく必要があります。フィードバックをくれる上司の存在が鍵になります。ここが欠けている方は少なくないですね。それでは、成長スピードも遅く、キャリア難民になるのは当然です。

また、ここで言う環境は、自分の価値を高く買ってくれる場所でもあります。

ある人はA社ではいまいちだったけれど、B社に移った途端に見違えたようにキャリアアップしていったことや、同じ会社でもA部ではいまいちだったけれど、B部に異動したらあっという間位に昇進した、なんてことはありますからね。

これは職務内容によるところもありますが、移った先で出会った上司の存在も大きいのではないかと思います。

でも、今うまくいっていないからって異動や転職をしよう!と短絡的に考えるのはNGです。なぜうまくいっていないのか?そこを見ないで異動や転職をしても、同じ結果になる可能性が高いですからね。

私は会社員としてどうしたら年収アップできるのかを、いつも考えていました。

管理職になってからは、部下の年収をどうしたらアップできるのか?も考えていたので、「ここをもっとこうしたら年収が上がるのに」ということが他の方よりもよく見えるんだと思います。

フィードバックがない環境で何ができるか?についてはnoteで説明しています。

有料ですが、年収を上げるためにできることをノウハウ・心構え両方の面から解説した記事になっています。是非読んでみてくださいね。

これを読んでくださってる方のお役に少しでも立てればと思います。