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外資系・海外勤務志望の方へ!経営企画のプロに聞くキャリアのつくり方


なおき

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外資系メーカー 海外駐在 英語 30代の転職  40代の転職 製造業のキャリア

これまでのキャリアについて教えてください。

米国に留学し、帰国後に物流会社に入社。その後外資系メーカーに転職しました。その間、欧州本社、アジア圏子会社の駐在を経験し、その後日系のヘルスケア関連企業に転職、現在は再び外資系メーカーに勤務しております。

業界は多岐にわたりますが一貫して経営企画、経営戦略といった部署に所属しております。

 

海外勤務経験が長いようですが、海外勤務に至ったきっかけを教えてください。

海外勤務ができたのは一言でいうと「運が良かった」ということになるとは思うのですが、始めての転職で勤めた外資系企業は日系企業が外資に買収された会社でした。

転職したころは買収後3年を経たころで、外資といえど社内で英語を話せる人がそれほど多くない状態です。そのような環境ですので、当初は海外子会社管理の業務を任されました。
後に、欧州本社に勤務するチャンスが巡ってきました。欧州本社がリジョンとの関係強化目的で、言葉に問題がなく子会社管理の経験がある人材を必要としており、その条件に合うのがたまたま僕だった、と考えています。欧州勤務を提案してくれた役員に理由を聞いたのですが、「行きたいのか、行きたくないのか。どっちだ?」ということで結局回答を得れませんでした(笑

 

自身の経験を踏まえて、元日系企業の外資、特に買収直後から数年間は英語人材も少ないので、英語のには自信があるものの経験がまだ浅い方にも転職のチャンスがあるかもしれません。また、日系時代からの海外拠点はお客様が日系企業であり、引き続き日本人を駐在員として送り込むケースが多いため、海外駐在のチャンスも得られる可能性はあると思います。

 

経営企画をやりたいというご相談も少なくないのですが、せるじおさんはどの様にして経営企画のポジションに就くことができたのですか?

どちらかというと海外に関わる仕事がしたい、という思いが強く転職活動をしていました。海外展開している会社の場合、海外拠点管理をしているのが経営企画、海外事業部、といった部署になることが多いと思います。ですので、経営企画のポジションに就きたかったというよりは、海外に関わる仕事という軸で転職活動をしたところ、結果的に経営企画部のポジションだったというのが正直なところです。

ただ、今だから言えることは、経営企画に携わりたい場合には、会計のバックグランドがあると有利だと考えています。外資系メーカーであれば、英語x会計で経営企画のポジションを狙えると思います。

 

直近でも転職を経験されていますが、戦略的に転職を重ねてきたのでしょうか?アラフォーになっても必要とされる人材になるためのtipsを教えてください。

30代前半までは特に戦略的なものはなく、とにかく英語で仕事がしたいという単純なものでした。キャリア構築を意識し始めたのは30代後半で、2か国の赴任、特にアジアの現地法人役員の機会を得たときに周囲の同年代を見回して「この経験は武器になるかもしれない」と思ったのがキッカケです。せっかくの経験ですので、それらを軸(強みと言い換えても良いかもしれません)として新たな軸を丁寧に増やしていくことを心掛けました。

 

軸とするために行ったことは言語化です。英語、会計という2軸が元々持っていた軸ですが、現法役員の経験、本社・地域本社・子会社と異なるレイヤーでの経験、プロジェクトをリードした経験、といった経験を半年に一回の頻度で職務経歴書に言語化していくようにしました。いったん言語化を始めると、足りない部分や、もっと厚みを持たせたい部分が分かり、意識的にプロジェクトの企画、参画など出来るようになりました。又、それぞれの経験に数字を伴う実績を加えることも忘れてはいけませんね。

 

40代での転職でよく聞かれるのは管理職経験です。ですから、30代のうちに管理職経験を積んでおくことは重要かもしれません。大手企業ではなかなか30代のうちに管理職になれる人も限られているでしょうから、現職で管理職の可能性が無さそうと判断したのであれば、戦略的に管理職経験を取りに行く転職をするのはありだと思います。又、転職をすると企業文化の違いにも驚きますが、若いうちに企業文化に違いがあるということを認識しておくことも重要です。

 

僕のケースですが、実は30代前半で転職を考えていましたが、運よく駐在経験の機会を得たため、30代では転職をせずに先述の通り職務経歴書に厚みを持たせる方向に切り替えました。企業文化の違いも駐在を通じて得れたと考えています。

 

転職先を選ぶ上でライフステージの変化とどのような関係がありましたか?

現在40代ですが、一番直近の転職で考えたことは、長く落ち着いて勤められる環境でした。オファーを頂いた案件にある地方都市での案件があり職務内容的には大変魅力的でしたが、やはり子育て、親の高齢化という要因で東京での仕事を選択しました。また、長く勤めたい理由の一つに、事業の成長に自分の描いた中長期計画で取り組んでみたいという想いもあります。

 

これから転職をする方へメッセージをお願いします。

僕は初めて仕事についたのが20代中盤でなかなかキャリアに自信を持てませんでした。しかし、外資系への転職、海外駐在といった環境変化によって自分の強みに気付き、自信にもつながりました。

 

転職という環境変化は、必ずポジティブな変化をもたらすと考えています。是非前向きに取り組んでいただければと思います!

 

外資系に関心のある方、駐在含めて海外事業に関心のある方、現在のキャリアに自信を持てない方、などサポートできると考えています。お話できること楽しみにしています!

 

 

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