wami careerは2022年10月、20代〜30代の会社員200名を対象に、転職活動にまつわる実態調査を実施しました。調査結果の中から、特に傾向が顕著だった年代別回答結果をご紹介します。
調査概要
調査概要:転職活動にまつわる実態調査
調査方法:クロス・マーケティングが提供するリサーチPR「QiQUMO(キクモ)」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月
有効回答:20代〜30代の転職経験がある会社員
転職理由
「転職した理由を教えてください(n=178)」という質問に対して、給与の低さと回答した人が最も多い結果となりました。また、年齢とともにその割合は高くなり、30代後半では63.83%となっています。
wami careerでも年収を上げたい理由から転職を希望する人が多く、これまでたくさんの方が年収アップの転職に成功しています。
年収アップの転職成功事例 >>
年代とともに上昇していたもう一つの転職理由が、職場の雰囲気でした。
上司や同僚との人間関係に悩む人に加え、30代以降になれば出産などのライフイベントを経て復職したものの、定時で帰りずらい、時短勤務を選択したことでチームメンバーとギクシャクする、疎外感を感じる、そんなことから転職を考える人がいることは、これまでのサポート事例からも容易に想像できます。
転職時の苦労
「転職時に苦労したことは?(複数回答)」(n=178)という質問に対して、「自分の強みや合う会社が分からない」と回答した人が総じて高い結果となりました。
wami careerでサポートを受講する人の多くも、自分の強みが分からないと話しています。強みが不明のままでは、自分がどんな会社/ポジションで活躍できるのかイメージが湧きにくいですし、面接でアピールすることも難しいです。ですから、転職活動を始める前には、強みを明確にしておくことが肝となります。
また年齢が上がると、面接で苦戦する人が多いという傾向も見られました。年次が上がればそれだけ求められることが多くなります。どんなに実績があってもそれらを論理的且つ、面接官が納得できる形で伝えることが必要になります。
転職時に役に立ったサービス
「転職時に役立ったサービスを教えてください(複数回答)(n=178)」という質問では、転職エージェントを選択する人の割合が年齢上昇と共に下がる傾向に、また「転職時に合うサービスが無い(サービスを知らない)」と答える割合は、年齢とともに上がり、30代では50%以上が「転職時に合うサービスが無い(サービスを知らない)」と回答しています。
国内の有料職業紹介事業者の数は2022年1月時点で28,000社を超えるとも言われていますが、転職エージェントがたくさんあり過ぎて、どれを選んで良いか分からないという声を度々耳にします。また、転職活動では、転職エージェントに加えて、転職サイト、リファラル、直接応募など、転職手段は多様化しています。最近では有料の転職サポートサービスも増えてきましたが、調査結果から、その利用者数やサービスの認知度は限定的であるという印象を受けました。
まとめ
今回の調査結果から特に顕著だった傾向は、以下3つでした。
・転職理由として「年収の低さ」と回答する割合が最も高く、年齢と共にその割合は上昇する
・「自分の強みや合う会社が分からない」と回答する割合が総じて高い
・年齢と共に転職時に役立ったサービスがない(サービスを知らない)と回答する割合が上昇
転職が当たり前となった今、転職活動に係る情報が溢れ、サービスも増え続けています。そのような状況下で求職者が納得感のある転職を実現するためには、何よりも求職者自身の強みを知ることだと考えています。
wami careerでは、求職者の強みの言語化を徹底することで求職者の転職活動をサポートしてきました。メンターが強みの言語化をサポートすることにより、多少時間がかかったとしても転職を実現できたり、現職で社内異動や昇進といった機会に恵まれる方もいます。
今後も、強みの言語化にフォーカスしながら、求職者が抱える課題解決のサポートを提供すると共に、メンターによるオンライン転職サポートがスタンダートな転職活動の手段となるよう認知拡大に努めていきたいと考えています。
転職サポートに関してご質問やご相談がある方は、こちらからご連絡ください。