プロフィール
女性
27歳
日系メーカー営業 → 外資系企業営業
年収:550万円(ボーナス込み)
転職後年収:510万円(ベース)ボーナス込みの理論年収735万円
応募:8件
書類通過:8件
面接通過:7社
内定4社(他2社結果待ちのまま選考を辞退)
メンティーはサポートを受ける前から既に転職活動を開始していました。
結果的に4社から内定をもらうことができたメンティーの、内定獲得に繋がった要因を分析してみました。
内定獲得の要因1)コミュニケーション
ヒアリングセッションでは、凡そ60~75分かけて、事前に回答していただいたヒアリングシートを一緒にレビューし、職務経歴書のフィードバックをお伝えするのですが、75分以内に終わる方は全体の2割程。
このメンティーは、60分程で完了してしまう程、スピーディーに話が進みました。
セッション時間が短いということは、
- 転職やキャリアに対して明確なビジョンがある
- コミュニケーションのやりとりがスムーズ(既に考えがまとまっている)
- 職務経歴書が7〜8割完成している
ということで、言語化能力がとても高いという証拠。
初めてのセッションの時はメンティーの強みを見つけることに集中していますが、彼女に関しては、コミュニケーション力が抜群だということはすぐに分かりました。
声のトーンやスピードも、聞いていてとても気持ちが良い!
クライアントともこんな風に明るくお話されているんだろうなぁと容易に想像できます。
内定獲得の要因2)ポジティブな反応
サポート開始後、メンティーからこのようなメッセージをいただきました。
1回目のセッション後から、転職に対する軸がブレブレなのを再認識して自分がなぜ転職したいのか、次は何をやりたいのかを毎日考えています。
そうして過ごす中で、今までだったら面倒だなあ、と思っていた仕事の依頼が来ても、単純にこなすだけではなくどうやったら改善になるのか?を意識して取り組むようになってきました。
自分の強み、次にやりたいこと、実績を言語化するのにあたりまだまだ悩みますが、私の実績じゃアピールできない、、という心持ちだったのがどうやってアピールしよう?と前向きな考えになってきました。
職務経歴書を完成させ、実績や強みを洗い出した後で、現職でも早速実績作りを始められました。転職してからやろう、ではなく今すぐに取り組む姿勢が良いですね。
また、「できない理由を探す」のではなく、「できるようになるためには?」を考えることが何より大事です。
wami careerでサポートを受けようと、他の誰かからサポートを受けようと、1人でやろうと、転職活動をしながらいかに自分の中でPDCAを回していくかが大事で、これができるかできないかはキャリアに大きな差を生むことになります。
内定獲得の要因3)自信を持つこと
Big4に勤務する友人から、面接で必要なことは「説得性と自信」だと聞きました。
ロジカルに伝え相手を説得する力と、クライアントの前でも自信を持って話すことが大事だと聞いて、この2つはコンサルに限らず、どのような職種の面接であっても必要だな思いました。
自分自信の転職活動を振り返ってみて、この2つが内定獲得のキーになったことは間違いないと思っています。
既にコミュニケーション力が高いメンティーが、このアドバイスをしっかり実践していたのですから、面接もどんどん突破していきました。
面接が自分を売り込む場であり、ポテンシャルを感じてもらうためにも自分の言葉に納得性を持たせることが大事だなと、毎回面接のたびに思います。
明日の面接も自信を持って、会話してきます!
最終面接は、なぜなぜ?やこんな状況でどうする?などかなり深堀されたので手応えあまり無かったのですが、面接対策を思い出して、とにかく自信を持って答えることを意識したおかげで通過できたと思います!
面接をこなす毎に答えに説得力が増し、自信を持って臨むことができていることが分かります。
自信は目には見えませんが、自信があるかないかは受け答えにとても影響します。
何かに対して自信がないと思っていると、無意識的にネガティヴな発言をしてしまうからです。「自分からそんなこと言う必要ないよね?」というようなことを言ってしまったりします。
自信がないと思うならば、無理に転職活動を進めるのではなく、自信のない自分としっかり向き合っていくことも、転職を成功させるためには必要なプロセスです。
今日お伝えした3つのおさらいです。とてもシンプルなことですが、キャリアをつくっていく上でも大事な要素です!
- コミュニケーション力
- ポジティブな反応(PDCA)
- 自信を持つこと
内定獲得の要因4)エージェントのマッチング力
そして、これまでの転職活動レポートでもお伝えしていますが、相性の良いエージェントとの出会いは転職活動をする上でとても大事です。
これまで転職に成功した他のメンティーにも言えることですが、エージェントから紹介される案件が自分自身のバックグラウンドや条件とマッチすると、転職活動をスピーディーに進めることができます。
このメンティーは、提携エージェント1社に登録し、紹介された案件全て書類通過することができましたから、マッチングがうまくいった例だと思います。
もちろん、提携エージェントではうまくいかないメンティーもいらっしゃいます。逆に、他社ではうまく行かなかったけれど、提携エージェントでうまくいったメンティーもいらっしゃいます。
必要なことは、エージェントに登録してうまくいかなかったからといって転職活動を諦めないこと。エージェント(会社)によって対応はまちまちですし、同じエージェントでも担当者によっても対応は変わってきます。
また、ある人にとっては良い担当者でも、別の方にとってはそうでもないということもしばしばあります。
だからこそ、今後はwami careerでも提携エージェントを増やして、メンティーの選択肢を広げていきたと思っています。
ご感想
以下、感想をいただきました。
なぜ転職しようと思いましたか?
現職では、仕事で叶えたいことの2点が叶わないと感じたため。
新卒で入社した現職は、日系企業で非常に居心地がよく、人間関係も良かったのですが年次の昇給幅が少ない、業務で英語を使わないという点がどうしても心に引っかかっていました。
また、現職のビジネスモデルにも今後の成長性や企業としての持続性に疑問を感じており、
このままでは居心地の良さに捕らわれ、他の社員の危機感の無さに引っ張られてしまうのではと不安に思っていました。
今後数十年働くことを考えて、自分の力で生きていくためにやはり自身のスキルを磨き、稼げる力を伸ばしていきたいと思ったため転職を決意しました。
サポートを受けてみていかがでしたか?
サポートを受ける直前に転職活動をスタートしましたが、サポートを受けてからは実際の活動面だけでなく、一人で戦わなければならないと思っていた転職活動において精神面からもサポートしていただけたため、本当にサポートを受けてよかったと感じています。
2社エージェントを使っていたこともあり、どの企業に関しても手放しで相談できるメンターの存在は非常に心強いものでした。
【職務経歴書・CV添削】
以前は経歴書の中身の良し悪しがわからなかったため、かなりスカスカの状態で転職活動をスタートしていました。当時は大手エージェントを利用していましたが、エージェントとの面談時に職務経歴書を持参しても明確なアドバイスは頂けませんでした。
サポートを受け、メンターに職務経歴書を見ていただいてから応募した企業は8社ですが、8社とも面接に進むことができました。(もともと応募したポジションは書類選考通過せずとも別ポジションを提案していただけました。)
大手エージェントからは書類通過率は20%ほどと聞いていただけに、こんなに通るものなのかしら!?と驚きました。
【面接対策】
事前に想定質問集をご用意いただいており、面接対策のセッションには職務経歴書との齟齬が無いように何を答えるかざっくり考えておりました。
いざ面接対策時にはやはり緊張もあり、本当はもっと伝えたいことがあるのに…!や、全然うまく話せなかった…!といった気持ちを感じました。
各質問に対する応募企業やポジションに沿った答え方の方向性などをご教示いただいたのも、後々非常に助かりました。
セッション終了後には改めてうまく答えられなかった質問や、根拠となる細かいエピソードをわかりやすく話す練習をしました。
メンターのセッションがあったため、実際の面接で同じ質問を聞かれるとより堂々と答えることができ、回数を重ねるごとに自信も増しました。
転職活動の終盤では、「緊張するけど頑張ろう…!」だったマインドから「今日の面接では応募要件に沿った内容をアピールしよう!」と緊張がありつつも、自分を最大限にアピールする場だと捉えることができ最終的に4社から内定を頂くことができました。
面接における質問に絶対的な正解はありませんが、絶対的な間違いや悪い回答などはあります。
セッションでの想定質問に対して、そういった良い・悪いを教えていただけると改善ポイントやそのままでいい箇所が分かりとても安心しました。
転職やキャリアに悩んでる方にメッセージをお願いします。
私は転職活動を行って本当に良かったと思っています。キャリアの棚卸をし、今後自分がどんな風に働いていたいのか、ということを言語化し自分の中で譲れない軸を持つことで、最後までその軸に対してこの選択で自分は満足するのか?妥協していないか?悔しくないか?という明確な判断基準ができたのは非常によかったです。
「年収アップしたいな~」と頭でぼんやり考えているのと「どんなふうに年収アップしたいのか」を言語化にするのは全く違いました。
なので自分のキャリアが「このままでいいのかな、、、」と思っているのであれば是非キャリアの棚卸(職務経歴書作成)と自分にとってのキャリアの軸を考えて書き出してみることをお勧めします。
私は転職活動をするまで、自分のこれまでの営業職というキャリアに自信を持てていませんでした。職場の同僚に「営業職は潰しが利かない」などと言われたこともあり日々やりがいを感じることができていませんでした。
現職の人間関係は非常に良く、福利厚生含めるととてもいい会社だという自覚はありましたが、逆にぬるま湯なのか?と思うこともありました。
そんな状況の中、自分の力でもっと稼ぐようになりたい、世界で仕事ができるようになりたいと思い転職を決意しました。
今の会社が居心地いい、こんないい会社、いい組織に巡りうことはないのでは?と思い不安でしたが、いざ転職活動をはじめると自分のこれまでの経験も、ソフトスキルとして身についておりちゃんと話せるエピソードも沢山あることに気づけました。
今までだったら、いろんな部署に頭下げないといけないから嫌だなと思っていたような調整事でも、その一つ一つがキャリアの積み上げになることを意識して仕事に取り組むことができるようになりました。
自分は市場価値が低い、できることは少ないと思っている方にこそ、ぜひ転職活動をおすすめします。
実際転職するしないに関わらず、自身の棚卸、実現したいことは何なのか時間を作って考えることで本気の思いが出てきます。
これからどんなキャリアを歩んでいきたいのか、自分の道しるべを作ることはとても大事だなと実感しました。
メンターからのメッセージ
丁寧に書いていただき、ありがとうございます。
4社目の内定をもらった直後にこんなメッセージをいただきました。
転職活動を始めた時は、まさかこんなにオファー頂けるとは思いもしませんでした!
メンターとのセッションやサポートを通して、どんどん自分に自信が持てるようになり
以前なら受けようとも思えなかった企業にも挑戦できたのは、自分の中で大きな進歩です!
とても良い形で転職活動を終えることができ、サポートしている側としてもこれ以上に嬉しいことはありません。
今後は、年収アップと英語をブラッシュアップできる環境、この2つを手に入れ、さらに活躍されていくことでしょう。
英語は得意ではないようですが、敢えて英語を使う環境に飛び込み、グローバルに活躍する人材を目指されるようです。
今後の活躍が楽しみです。
新天地でのご活躍、お祈りしています。
追記:入社後の様子
入社後も定期的にメッセージをいただくのですが、プレッシャーや不安を感じながらも、着実に成果を出していらっしゃるようです。
入社して3ヶ月が経った頃には、売上目標も100%を超えていたようです。
転職したことで前職では5、6年先でしか手に入れられないような額を、自らの手で稼ぎ出せるということに今はとてもやりがいを感じています。
それまでの延長線上ではないキャリアをつくることができるのが、転職の醍醐味です。
年収アップを本気で目指すなら、転職はとても良いチャンスになります。今後のキャリアが自分の事のように楽しみでなりません。